2011年11月16日水曜日

つりざおのコルクグリップ修理

10年以上も愛用しているルアーロッド。
もう売っていない銘柄の年代もの。

いくつもの戦いをともにしてきた「相棒」と呼ぶべき宝物。

っておおげさですが、ルアーロッドのコルクのグリップがボロボロです。
先日、リールを取り付けるのに力を入れたら、コルクが破れました。
おもに、海でロックやアメマス、エギングに使っていました。
このロッドって、フレッシュウォーター用だよな・・・・
※ウエダ TROUT STINGER BORON 8'2" LURE:5-21g


↓別のロッド。
こいつは、たぶん、15年ぐらい使っていて、海でかなり酷使したから、しょうがないけど、塩にやられたりして、ボツボツと穴もあいています。
それにしても使い込んだなあ・・・・アメマス、サクラマス、サケ・・・
※ダイワ HEARTLAND-X MINNOW SPECIAL S 1002MLFS 10' LURE:5-30g



どうしたものか・・・・修理って、料金高そうだし・・・・
と、調べていたら、「コルクパテ」なる材料があることが判明しました。

さっそく、Amazon先輩から1050円で購入。


ジャン!これがコルクパテ!

大阪の「株式会社 ファイブコア」さんから発売されている「補修用コルクパテ」です。
同社は、ロッドの補修部品をいろいろ取り扱っています。

中身はねんどのようなネリモノになっています。
※写真上手に撮れてなくてごめんなさい。
水性なので、汚れた手は水で洗えばきれいに落ちます。



コルクが割れてしまった部分は、接着剤でくっつけてみる。
本当はエポキシ系の強力なやつがいいんだろうけど、とりあえず、手元にあった普通の汎用接着剤でよしとする。

ボツボツと穴があいたグリップにすり込むように、ぬりぬりする。


おもしろくて、塗りすぎる。

↓塗りすぎて、こんな感じになる。


たぶん、こんなに厚く塗る必要は無いと思います。

さて、2,3日乾燥させておいたら、表面はカチカチに乾いています。

これを、サンドペーパーで削っていきます。
研ぎ粉が出るので、屋外での作業をお奨めします。


「コルクパテ」のパッケージには、「#800ぐらい」と書いてありましたが、私は気が短いので、まずは#100でザクザクと削ってしまいます。

表面をかるく撫でるように、サラサラとパテを削っていきます。
コルクの表面が出てくるかどうか、ぐらいまで、適当に。


コルクの地が出てきて、そろそろやばいかな、とおもったら、細かいサンドペーパーにチェンジします。
今回は、#1000で滑らかに仕上げます。



完成!
白っぽく見えている部分が、パテで埋まった部分です。
割れて接着した部分がいつまで持つか心配ですが・・・


表面がすべすべして、新品のような手触りになりました!!
早く実釣したい!!


何万円もする高価なつりざおです。
大切に永く使いたい。

数々のサカナたちとの格闘の思い出がしみこんでいるコルクグリップ。
修理してみて、買った当時のうれしさと愛着を再確認しました。


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