2010年12月11日土曜日

ドラムスティックを新調。

長い間活躍したベテランのスティックにお別れして、新しいのを購入。

ずっと使っているPEARLの105H高橋まことモデルと、今回は試しに130M真矢モデルを購入。

130はメイプル材。ヒッコリーよりも軽い感じがするけど、手触りがいい。
ギターのネックに使われている白い木ですね。無塗装なのでスベスベして気持ちイイです。

他に写真に写っているスティックは、青いのが五十嵐公太モデルと、友人の新婚旅行みやげでもらった、それぞれラスベガスとハリウッドのHardRockCafeスティックです。
これはふだん、ドラムセット脇に飾ってあります。

さて、これからNEWスティックで「楽園」あたりを練習してみます。

2010年12月9日木曜日

サンル川

前回、諫早・有明海のことを書いたので、今回は地元・北海道のダム建設について。

北海道の北の方、日本海にそそぐ天塩川、さらにその支流、名寄川のさらに支流に「サンル川」という川があります。

大変、きれいな川で、サクラマスのこども=「やまべ」がたくさん釣れる川として有名です。
うにいくらは、旅の途中に渓相をながめたことがあります。
北海道の川らしい、生き生きとした美しい川でした。
残念ながら、釣り糸を垂れる時間はありませんでしたが、元気の良い、生命力に溢れた川だったのを憶えています。

この川には古くから"治水"を言い分としたダム建設の計画があります。
「サンルダム」建設の是非は、各種反対派団体とダム建設の主体である国土交通省・北海道開発局、ダム建設の地元:下川町やそこに住む住民の間で、これまでに長い間議論されています。

このダムの建設に関するキーワード:

・洪水の経験(1981年8月)
・治水対策の必要性
・治水機能不要論
・自然保護
・やまべと釣り人
・天塩川河口から200km以上もサクラマスが遡上する奇跡
・無駄な公共事業
・国土交通省&土木建設業界・ゼネコンの・・・
・地元住民にとってのメリット
・水力発電
・サンル川を守る会

それぞれの利害が絡み、ダムの建設が正しいのか、間違っているのかの結論については多数決の世界です。

しかし、この記事を読んでくれた方にはまず、「サンル川」の名を覚え、できれば、その美しい流れと周辺の自然に触れていただきたい。

ちょっと札幌からも遠いけど・・・

川を見れば、おのずと、ダムが必要かどうか、その答えを感じられると信じます。
頭でなく心と体で。

これ以上、取り返しの付かない間違いを犯すべきではない。

2010年12月6日月曜日

諫早の堤防。

諫早湾に潮受け堤防が作られ、湾内が閉じられた海となったことで、魚が獲れなくなったり、水質が汚染された、という漁業者や自然保護団体の主張。

一方、田んぼに水を引くには、堤防を閉じないと塩が入ってきてNGだ、という農業関係者の主張。

そして、干拓事業を進める国・農水省と、土木建設業界。
過去に発生した、集中豪雨による水害経験からの防災事業との主張。
海に作った堤防と集中豪雨の関係がまったく理解できない。

長い裁判の間に、海は壊れていく。
美しい海が死に、貝が死ぬ。魚が死ぬ。

各方面にはそれぞれ言い分があるに違いないが、きっと、自然を改造なんかすると、ロクなことがないのではないのか。

堤防が無くても、人間は死なないんだから。


その地域に行ったこともないうにいくらの考えだから、これは戯言だ。
だけど、きれいだった自然を、あんなに汚しちゃダメだ。