2010年12月6日月曜日

諫早の堤防。

諫早湾に潮受け堤防が作られ、湾内が閉じられた海となったことで、魚が獲れなくなったり、水質が汚染された、という漁業者や自然保護団体の主張。

一方、田んぼに水を引くには、堤防を閉じないと塩が入ってきてNGだ、という農業関係者の主張。

そして、干拓事業を進める国・農水省と、土木建設業界。
過去に発生した、集中豪雨による水害経験からの防災事業との主張。
海に作った堤防と集中豪雨の関係がまったく理解できない。

長い裁判の間に、海は壊れていく。
美しい海が死に、貝が死ぬ。魚が死ぬ。

各方面にはそれぞれ言い分があるに違いないが、きっと、自然を改造なんかすると、ロクなことがないのではないのか。

堤防が無くても、人間は死なないんだから。


その地域に行ったこともないうにいくらの考えだから、これは戯言だ。
だけど、きれいだった自然を、あんなに汚しちゃダメだ。

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