なんと、胃カメラを飲むハメになってしまった。
以前からみぞおち付近が痛むことがあり、ここ数週間は寝てる間に痛くなって、目が覚めてしまい、眠れないことがしばしばあった。
昨夜も痛くて目が覚めてしまった。
「ちょっと普通じゃないかも」
と思って、病院に行ってみた。念のため、朝ごはんを食べずに・・・
ちょっと怖いのが「かいよう」とか「ガン」とか・・・
問診と触診のあと・・・
お医者さん:「どうしましょうか・・・どうしましょうかってのは・・・カメラとか・・・ありますけど」
うにいくら:「どうしましょうか」
お医者さん:「やっときましょうか・・・」
うにいくら:「やらせてください!おれにやらせてください!」
でも、胃カメラなんか未体験だし、少々不安だね・・・
案内されて「内視鏡センター」へ。
検査を終えて出てくる人がびっしょり汗かいたり、抜け殻のように脱力していたり、「うー」とうめいていたりする。
大丈夫かいな・・・
1.「胃の泡を消す薬」を30CCほど飲まされる。苦い。
2.「胃の動きを抑える注射」を肩に。筋肉注射なので、若干痛い。
3.「のどの麻酔」を舌の上に。ジェル状の麻酔薬を舌の上に乗せられる。上を向いて、これを舌の付け根のあたりで飲み込まずにためておく。苦いし、むせる。3分ほどこのままガマン・・・アガアガガァ・・・苦しい。
唇や舌、のどがしびれたようになる。歯医者の麻酔みたいな感じか・・・
「うにいくらさーん」と呼ばれた。
よっしゃ。
横向きに寝かされると、モニタが見える。
テレビでは見たことのある様子の部屋。
「肩のちから抜いてね。首の後ろのちから抜いてね。」
口にマウスピースかまされて、いよいよカメラが・・・・
「うげえ・・・おええ・・・」
こりゃつらいわ・・・
「あがあ・・・げげげげえ・・・」
これ、モニタ見てると、すごい不思議で面白いんだけど・・・
つらいわ。
のどを通過・・・ここはどこら辺??どこまで入ったんだ・・・?
こんな風になってんだ・・・面白い・・・・なんだ??このヒダヒダは・・・だけど・・・
「げげげげのげええええー・・・・」
つらいわ・・・。
先生:「ああ。たぶんこれだわ。」
ん??なにが「これ」なの???
モニタが涙で見えなくなってきた・・・つらいよう・・・
ん・・・?これ、おれの胃だ・・・きれいだなあ・・・・すごいきれいなピンクで、つやつやしてる。
何にも食べ物の痕跡が残ってない。きれいに消化してるんだなあ。
おつかれ。おれの胃。
何分ぐらい経過しただろう。
だいぶん、慣れてきたけど、差し込む方向に動かされると、反射的に「おえっ」となる。
反対に、引き抜く方向に動かす時は、ちょっと気持ちいい。
先生は何枚か「キャシュッ・・・キャシュッ」と写真を撮っている。
胃から、引き抜く方向へ。
先生:「これ、見える??これ、食道炎だよ。逆流性食道炎。」
赤く、やけどしたようになっている部分がある。
#写真欲しかったな・・・
胃の入り口”噴門”の少し上。ここがちょうどみぞおちのあたりなんだな?そこに痛みの正体が。
先生:「はい、終わりー」
検査終了。
先生:「薬飲んだら、よくなるよ。胃のほうはすごくきれいだったから。心配ないよ。」
うにいくら:「食べ物のせいですか?ラーメンとか。」
先生:「いや、関係ないね。原因はいろいろあるけど・・・ストレスとか。でも、薬飲んで様子見てね。」
ということで、初の胃カメラ体験終了。
自分の食道や胃を見て、なんだか、うれしかったし、胃に問題がなくて、安心したぁ・・・。
だけど、問題の炎症のほうは、キリキリ痛む・・・。
明日から薬で治療だっ!
次回は「逆流性食道炎について」です。
おたのしみに!