2009年7月10日金曜日

オオマツ。

一生に一度見られるかどうかの試合だ・・・!

井口が見逃しの三振。
9回もこれでツーアウト、スコアボードのマリーンズのヒット数には『0』が。

時計は8時を回ったばかり。

あとひとり、あとはこのバッターを『オオマツ』を打ち取れば歴史的瞬間となる・・・!

次の瞬間!!・・・。
オオマツの打球は無情にもライト村田の前に落ちた。

9回2死までのノーヒットノーランで力尽きた投手は過去に22人いるそうだ。
多田野投手は23人目となった。
それでも多田野投手は自身大学時代以来となる完投で最後まで投げきった喜びを語った。

偉大な記録にあと一歩の札幌ドーム劇場を見守った2万5千人はファームから戻ったばかりのヒーローに惜しみ無い拍手と感謝の言葉を贈った。

『ありがとう多田野』

長い日本プロ野球の歴史のなかで23回しかない貴重な試合を見られたことを幸せに思う。

そしてオオマツの精神力も賞賛に値する。

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